テスト→少人数クラス→ゼミ・・・疲れる [ 2006年03月09日 ]
今日は、10時半からM&Aの最終試験。
サンプル問題として配付された問題が楽勝だったので、完全になめきっていたら、関数電卓での連続キャッシュフローの計算や配当がある場合の成長率の計算とか出てきて、意表を衝かれた・・・多分、あってると思うけど、問題数も結構あった上に選択問題も結局全部解いてしまったから終わったのが11時55分。
しかも12時5分からは、EU Corporate Law & Securities Regulationの授業。
この授業は3/2から始まってたんだけど、すっかり忘れていて、実は2回すっとばして、今日が初回。
・・・で、行ってみたら、ゼミ用の凄まじく狭い教室の上に、座席表までもう作成済み・・・テスト準備でコースパッケージも、ちゃんと読んでいなかったので、最初は、ちょっとちんぷんかんぷん。
しばらく進むと、EUの話とはいえ、しょせんは(?)会社法。「開発」とかの話に比べれば、土地勘のある領域なので順応できた(ほっ)。
ゼミみたいな感じなので、休み時間に、一応評価のことを確認したら、テストだけでアサインメントや出席・発言カウントはないということだったの一安心。
しかも、このHopt先生は、留学のときに推薦状を書いて頂いた大先生と共著で本も出しているので、その話をして、日本の買収防衛策の実務で関わっているという話をしたら、和んだ雰囲気に。
ただ、全く飲まずくわずでテスト、少人数コースは、さすがに・・・つらい。
で、4時からはゼミで、現在、アサインメントを読んでいるところ・・・来週春休みでよかった・・・
花粉症・・・かな? [ 2006年03月08日 ]
慢性的な軽い頭痛とだるさ、で、頭がぼーっとして、集中力が落ちる・・・風邪と非常に似た症状だけど、少し暖かくなりはじめた、この3月の時期を考えれば、多分、これは花粉症という気がする。
思い起こせば、去年はひどい目にあった。
ここまで体調も壊さずに順調にロースクールをこなしてきていたんだけど、ここに来て最大のピンチ到来な気がする・・・
平原綾香 / 誓い (2006) [ 2006年03月04日 ]
既にふぉーりん・あとにーの憂鬱の方でも紹介しているが、もうちょっと真面目なレビュー。
こういうタイアップ曲というのは、詩や曲に予めしばりがかけられることがあるんだろうし、タイアップ先がNHKということも考えれば、いやでも日本選手団応援歌という色合いは必要になる。
しかし、そうした制約の中でも、手に入れたものと失ったものとの間での葛藤を描き出すところに、小林建樹の天才を見せつけられる。
風が走るよ、生まれたての明日に胸が高鳴る
ふりかえらずに、このまま歩きだそう、新しい舞台へ
このシンプルな歌詞とメロディを、平原綾香が極めて丁寧に歌いあげる。
実は、最初は小林建樹の独特のメロディに、どうしても本人と比較をしていたのだが、聞き込むにつれ、違和感は消えた。
それだけに惜しいのが、大仰なプロダクションだ。平原綾香が、一つ一つの言葉とメロディに表情をつけようとしているのを、ステレオタイプなアレンジが逆に細かい起伏を塗りつぶしてしまう。
アルバムに収録されるときに、シンプルなピアノ・アレンジ(小林建樹本人だとなおよし)の追加を望みたい。
改装+統合 [ 2006年03月04日 ]
大分長い間ほったらかしにしていたので、もう誰も見ていないけど・・・気分を一新して改装してみた。
あと、これまで別のブログにしていたCD紹介の"Vinyl Review"の方も、何だかスパムコメントに攻撃されてぼろぼろになってしまったので、こちらも統合(カテゴリーのVinyl Reviewにまとめてある)。
というわけで、このブログはふぉーりん・あとにーの憂鬱に向かない日常ネタと音楽ネタを中心のブログに生まれ変わるということで、今度こそ、ぼちぼちと更新予定。
大賀:意外な再会 [ 2006年03月04日 ]
金曜日は事務所のパートナーがNY来訪ということで、NY在住の事務所弁護士参加の食事会。
場所は最近オープンしたばかりの、Mid Eastにある大賀。ボストンで人気の和食フュージョンということで期待は高まる。
場所は47th St. bet Lex & 3rd Ave.。ガラス扉を入ってすぐにウェイティング・バーがあり、軽くつまみながら日本酒やカクテルが飲めるというのは、典型的な和食屋とは違って、なかなかいい感じ。
今回は人数も多かったので、幹事にオーダーをお任せして、自分ではメニューを詳しく見なかったが、出てきた料理はどれも手間がかけられている。店の名前を冠した日本酒も飲んだが、これも食事によくあって、どんどん食が進み、非常に満足。
久々に会う事務所の面々とも会話が弾んで、7時から始まったのにお開きは12時近く。まあ、色々とあるけど、こういうオープンな雰囲気という意味では、うちの事務所好きなんだよね。
ただ、今回一番びっくりしたのは、そんなことではなく、大賀の店長をやっているのが、前にうちの事務所でバイトしていたN君だったこと!
ぼくが事務所に入った頃、コピールームにも近かったこともあって、バイト君たちと夜中に話したりしてたけど、その頃に公認会計士となったH君やうちの事務所の正社員となったN君たちと一緒にバイトをしていた。
バイトをやめてからは会う機会がなかったけど、何とこんなところで偶然会うとは!
びしっとスーツで決めて、外国人スタッフを含めて切り盛りする姿に、何というか、結構感動してしまった。
バイトをしていた頃から見た目とは違って(失礼!)、自分の立ち位置を持っているという印象を持っていたけど、その彼が自分の立ち位置を保ったまま、こうしてNYのトップクラスのレストランを預かる立場になっているのを見るのは、本当に嬉しい。
NYの和食業界の競争は熾烈だし、色々と大変なこともあると思うが、頑張ってNYでの大賀の評判を高めていって欲しい。
Corporation 2nd to 4th Weeks [ 2005年10月04日 ]
相当放っておいたけど、Coates Corporationの2週目から4週目のノートと、impression。
2週目はAgencyについて更に詰める。Coatesが割合強調していたのは、石油会社とGSとの関係について。
契約理論や企業の経済学的に見ても、GSやコンビニが何故フランチャイズという形態をとるのか=何故企業内に取り込まないのかという問題は、非常に興味深い問題を持っている・・・が、Coatesの説明は、incentiveをGSのownerに与えるというもの・・・ただ、incentiveの問題だけなら報酬制度の設計で代替できるので、ちょっとこれだけでは弱いような気がする。まあ、本格的につっこみ出すと、大変なことになるので、これはこれでCorporationの授業としては仕方ない。
それ以外で、ちょっとややこしかったのは、日本で言うところの表見代理関係の整理、特にapprent authorityとinherent authorityの区別はちょっと微妙。
テスト前には復習が必要なところの一つ。
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U.S. Open [ 2005年09月06日 ]
Corporation 1st Week [ 2005年09月02日 ]
NYUは同じ学期に複数のCorporationが開講されているが、ぼくがとったのはJohn CoatesのCorporation。
Coatesといえば、元々ある意味で米国NO1のM&AファームのWachtellのパートナーで、その後HarvardのLaw Schoolに移った気鋭で、M&A関係で実証研究を用いて実に鋭い論文を発表している。
留学前からBebchukと並んで、今、個人的に一番興味のある米国の会社法学者だったわけだが、何と運のいいことに、今年はNYUでvisitingをやるということで、一も二もなく受講を決定。
Course Materialの話
Course Materialは、Allen=Kraakman, Commentaries and Cases on the Law of Business Organization (Aspen 2003)と条文(その他)集だけ。
EisenbergやCoffeeの厚めのケースブックに、Coffee=Kleinでも組み合わせるのかと思っていたので(他のコースではそういう組み合わせもあるようだけど)、薄め(本文650頁ほど)のこれは意外。
中身を見てみると、イントロで、かなりはっきりと経済分析的なアプローチをとっていることを言明している。結構極端だけど、これはこれで立場がはっきりしているし、軸足がぶれないという面では教科書としてはいいのかも知れない。
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Law School Life [ 2005年09月02日 ]
先週からLaw Schoolの授業が始まっているが、結構予習、授業、復習はきつい。
一応、金曜日は授業が入らないようにしているが、何だかんだとつぶれてしまったりする。もっとも、とっている授業は全部好みなので、何だかんだと予習にエネルギーをかけてしまったりするのも、その理由の一つだったりする。
こちらのブログの方は、何だか開店休業状態になっているけど、予習とか授業を受けながら思いついたことや感想じみたことを書き込んでおこうかな、と、思う。
ちょっと、今までの路線とは違うけど、授業関係の話題を継続的に書くのは「ふぉーりん・あとにーの憂鬱」には向かないような気がするので、こちらの方に備忘録代わりに書くことに。
そのうち、こちらの方も更新グセがつけば、他の話題も書くようになるかも知れないしね。
ちなみに、一部の科目については、ノートも公開する予定だけど、もし間違いとかコメントがあれば歓迎、ということで。では。まずは、Corporationから。
A Night in Istanbul(2) [ 2005年06月16日 ]
CLの決勝にふさわしい華やかなオープニング・イベントの余韻も収まらないうちに、キックオフ。
まずはMILANがボールを持つ。KAKAがドリブルを仕掛け、右サイドの裏に抜けようとしたところでファウル。
早くも世界最高のレジスタ、ピルロのFKが生で見られる・・・そんな悠長なことを思っている間にボールがペナルティ・エリアに蹴り込まれ・・・気がつくとボールはゴールネットを揺らしていた。
何が起こったか分からないが、ともかく、あっさりと1点目が入る。
LIVERPOOLファンばかりの中で、思わず立ち上がり拳を突き出すと、実は隣のカップルのお兄ちゃんも立ち上がって大喜び・・・なんだこいつもMILANファンじゃん、ということでハイタッチ。
隣の赤いTシャツを着た親子連れには申し訳ないと思いつつ、大はしゃぎ。
バックスタンドに設置されたスクリーンを見て、得点したのがMALDINIであることが判明。
CL決勝7回目の大ベテランは、なお健在・・・というよりも、この前半のMILANはまさに完璧。
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